どうも、マッキンです!
アメリカンダックスをレストア中です。
今回は、ブレーキまわりの作業を進めます。
ダックスのフロントブレーキ組み付け
まずはフロントブレーキから。
余分なものも写っていますが、構成部品はこんなカンジ。
アームは、写真にある湾曲したほうがフロントで、
ストレートなタイプがリヤ用になります。
カムにグリスを塗ってから挿入。
ですが向きに注意。
表側。
カムの先にあるポンチマークが、車軸側になるように。
レストア開始当初は、このブレーキ表側もピカピカに磨くつもりでした。
が、新型ダックスが発売される!とのことで、完成を急ぐのを優先し
中途半端な磨きあとが残ってます...
このダックスは、前後ともドラムブレーキ。
サービスマニュアルには、ブレーキシューが2mm以下で要交換とあります。
これはまだいけそうなので、ひとまずこのまま組みます。
まずはシャフトとカムの摺動部にグリスを塗っておきましょう。
そしてシューにスプリングを組んでしまいます。
それから半分に折り重ねるようにして、片方を装着。
太軸のしっかりしたドライバーをテコのように使って、もう片方も装着。
少し力が必要です。
失敗してパチン!と指をはさまないよう注意しましょう。
で表側。
フェルト素材のパッキンを組んで、インジケータープレートを組みます。
カムのポンチ部は歯欠けになっていて、インジケータープレートはその位置にしか入らないようになっています。
それからアームを装着。
ここもポンチ部をあわせます。
これでフロントは終了。
ダックスのリヤブレーキ組み付け
お次はリヤ。
手順としてはフロントとまったく同じです。
さくっと終わらせるか―と思いきや、アレ?
なにかがおかしい...
カムを挿入したのですが、突き出し量がすくない!
あーやってもーたー!!
ここではじめて理解しました。
カムはフロント用とリヤ用で、長さが違うということを...
せっかく組んだフロントですが、むなしくもう一度バラします。
カムを並べてみると...
ですよねー。
最初にちゃんと確認しておくべきでした。
念のために書いておきます。
ブレーキカムは、前後で長さが異なる。
- フロント用:みじかい
- リヤ用 :長い
です!
気を取り直してもういちど、フロントを組みます。
ちゃんと短い方のカムを挿入。
はい、これが正しい姿ですw
アームも組んで、うん、クリアランスもいい感じ。
あとはリヤ側も同じように組みます。
こちらも、インジケータープレートと、アームのポンチ部の向きに注意ですね。
ひとまず完成。
右がフロント用、左がリヤ用です。
中途半端な磨きあとが目につきますが、、、
つぎの工程にすすみまーすw
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