メダカの飼育容器は、大きければ大きいほどいい。
水量が多い方が、水質が安定する。
そう思っていました。
ところが。
なぜか調子悪いんです。
水は濁り、メダカがつぎつぎと☆になり...
このままではいけないということで、対処してみました。
大型の鉢 甕(かめ)を使用
本来は植物を植えるための、大型の鉢。
排水のため、鉢底には穴が開いています。
試行錯誤して鉢底の穴をふさぎ、メダカ用の甕(かめ)として利用しています。
直径50cm、深さ40cmほどでしょうか。
一時期は20匹くらいはいたはず。
今年生まれの幼魚がメインでした。
トノサマガエルくんも同居。
最近姿が見えなくなってしまい、少し寂しさも。
他のビオトープに比べ、水の色が濁り気味なのが気になります。
メダカの数も、目視で確認できる範囲では3匹に...
水位を下げる
他のビオトープと違うところといえば鉢の深さです。
この鉢だけ深いのです。
他の鉢を観察していると、メダカは割と浅瀬が好きなようで。
というわけで、甕(かめ)の水位をガツンと下げることにします。
ホテイアオイを引き上げ
まずは増殖したホテイアオイを移動させます。
あまり繁殖させすぎると、水中が酸欠になるとの情報も。
水面を覆いつくすほどになると、水面からの酸素供給がしにくくなります。
また、日中は光合成により酸素をつくりだしていても、夜になると当然光合成は行われないので、ホテイアオイ自体の呼吸により酸素が消費されてしまいます。
さらに、水中へ光が届かなくなることから、植物プランクトンが光合成できなくなったり。
取り出してみると、水中の根がかなり長くてびっくり。
やはり水深が深いと、それだけ根も伸びるのですね。
これほど水中に根があると、メダカたちの泳ぐスペースもなかっただろうと、
今さらながら思います。ゴメンよ!
水位を下げる
で、水位を下げます。
バケツですくってみると、いい感じのグリーンウォーターに見えます。
グリーンなら何でも良い?良くないグリーンウォーターもあるのでしょうか?
疑念はつきませんが、ひとまずこれくらいの水位にしました。
底の赤玉土は、たしか傾斜をつけて浅瀬と深い場所ができるようにしていたはず。
浅瀬で10cm、深い場所で20cmあるかないかぐらい。
ここでうれしい誤算が。
3匹と思っていたメダカ、実は7匹いました!
たくましく生き延びていてくれました。
これから毎日少しずつ水換えをしていって、水質の改善を図りたいと思います。
あれ、となると、こんな深い鉢を使ってる意味がないですね...
普通の睡蓮鉢くらいの深さが、やっぱりちょうどいいのかな?
といいつつも、これから冬を迎えるにあたってはある程度水深があったほうがいいらしいし...
要検討ですね。
目指すは別の睡蓮鉢のような状態です。
こちらは水が透き通って、とてもキレイ。
関連記事です。
もちろん最初は水も澄んでいたんです。
プラ舟の方はスイレンも咲きました。
立ち上げ3か月。このときはまだカエルくんいましたね。